未使用世界に誇る美しい漆黒輪島塗四段重箱

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輪島塗の漆黒の四段重箱です。

茶道ではこのような艶のある漆黒の漆器を「真塗（しんぬり）」といい格式が高いとされます。

有名漆器店の展示品だったお品です。

展示中のキズを防止するため重箱とその蓋、重箱台とも四隅に小さなフェルトが残っています。

漆器店の展示品はお店の顔であり、来客に誇れる自慢のお品の一つであったことがうかがえます。

重箱は正式が五段重箱で、五段が格式第一ですが、現在五段は少なくなり四段が主流となっています。

未使用、長期保管品ですので中古品扱いとなりますが新品と変わらず欠点のない美しさです。

このお品のように強い照りと艶や輝きは「呂色（ろいろ）仕上げ」によるものです。

漆器には「塗り立て」と「呂色仕上げ」があり、「塗り立て」は器に漆を幾重にも塗って完成させる一般的な技法ですが、「呂色仕上げ」は完成した器の表面をさらに磨いて照りや艶、輝きを出す技法です。

「呂色師」という磨きのプロの専門の職人さんによって磨き上げられます。

呂色磨きが加わったことで「塗り立て」だけでも世界一美しいと言われる輪島塗の漆黒がさらに洗練された美しい漆黒に進化しています。

輪島塗は堅牢優美と称されますが、その表現どおり漆黒一色で具現されたシンプルでエレガントな優品です。

手間がかかるだけ美術品といえる完成度で、高価にもなります。

重箱台の赤（朱）も黒一色の単調からアクセントになっていて漆黒をみごとに引き立てています。

形は胴張り（どうばり）という外側に膨らんだ形をしていて四角形とは違いゆったりとして優しく柔らかな感じがいたします。

台付は重箱の格式が高いです。

輪島塗の重箱の標準の大きさは横・奥行が19.5cmですので19.8cmは標準の大きさになります。

天然木、天然うるし、本金使用。

洗浄し、消毒済みです。

桐箱は中の湿度を一定に保つため乾燥を嫌う漆器には最適な入れ物になります。

付属の黄色い布はウコン布です。
うこん布はターメリックで染めた布で防虫効果があるため美術品を包むのに使用されています。

発送は、らくらくメルカリ便（ヤマト宅急便）ですので住所氏名を知られるこ…